徒然なるジャーニィ〜

掛け持ちバンザイ夢マンサイ

ラウールという黒船〜新たなる時代の幕開けだ〜

新たなるジャニーズの幕開けだ

 

いきなりこう書いて「えっ?」と思われる方も多いだろう。

 

話は2020年10月22日に遡る。

 

この日はSnow Manのデビューコンサート「Snow Man Asia Tour 2D2D」の初日だった。

関ジュを追っていたこともあり、東京に羽ばたいていった向井康二及び彼の所属グループとなったSnow Manをゆるりと応援していたのだが、とあることがキッカケで自粛期間中に完全に向井康二の沼に入ってしまった。(そのとあることについては今後話すかも)

 

そんな向井康二が所属するSnow Manのデビューコンサート、初日を見届けたいと思い、チケットを購入。そわそわする気持ちを抑えながら待機していた。

 

とりあえず初日は向井康二にLock onしようと考えて見ていたが、つい視線が奪われてしまうメンバーがいた。

 

そう、ラウール氏だ。

 

知らない方がいたら説明しよう。彼は17歳の現役高校生。1年半程前に一回り上のお兄さん達が所属するSnow Manに加入したメンバーだ。

 

 

まだ公演が終わっていないので、セトリなどネタバレになる要素については触れないが、私は全くノーマークだったラウールに目を惹かれてしまった。

 

一応言っておくが、ジーコ含め他のメンバー達もすっっっばらしかった。ふっかの身体能力に驚き、岩本さんの筋肉にびびり、さっくんに他担狩りされそうになったり、阿部ちゃんの笑顔に崩れ落ちたり、宮舘王国に年貢納めたり、めめのふとした表情に恵比寿に行ってしまったり、何より向井康二の全てに惚れたり…

皆天才だった。ミスノの頃から、Shadow WESTの頃から彼らを知っていたのに*1彼らの本気がここまで凄いとは思ってなかった。一つ一つの魅せ方が上手い。

関西でメイン貼っていたジーコ以外はバックで活躍することが多い人という印象があったが、皆メインとしての見せ方がとても凄かった。

 

ダンスが上手いのは言わずもがな。だってかつて職人集団と呼ばれた方々ですもの。

でも国民的グループを目指す上で個人的に一番大事なのは魅せ方だと思っていたのだが、改めて配信を通してみた彼らは全員その魅せ方が素晴らしかった。ありったけのスーを差し上げたい。

 

いや、Snow Manって天才やな。

皆さんからしたら「なにを今更」でしょうけども…

 

でもそんな天才集団の中で、一際目を惹かれたのが、Snow Manの最年少ティラノザウルスThis is ラウールだ。

 

最近だとハピライも見ていたのだが、デビューコンサートの彼は4ヶ月前の彼とは全くの別人だった。

 

とにかく表情が凄い。いや、ほんっと凄い。すんごいゴイゴイ〜?\\ゴイゴイスー!//*2

 

彼の曲に合わせて魅せる表情や動きが本当に素晴らしかった。

可愛らしい曲では、彼が持つ最年少というキャラクターを存分に活かしたいじらしい表情を見せ、クールな楽曲では目線の動かし方や目付きで見てみて感嘆の声をあげてしまった。

ダンスも周りと揃っているものの、ふとした顔の残し方や手の動かし方に目が釘付けになった。

187センチの身長と、y軸バグっているかのような手足だけでも十分目を惹かれる存在だが、今回は彼が生み出す、手足の動き、表情筋、発される声…一つ一つの動きに目が離せなくなってしまった。

 

コンサートが終わった後、しばらく放心してしまった。

真っ先に口から出た言葉は「らうる…」だった。

 

ラウール担ではないのに、どうしてもラウールの衝撃から抜け出せなかった。

 

「衝撃を君の元へ」

 

この歌詞がここまで当てはまる日が来るとは。

 

え、この間ハピライで見ていた彼はどこへ!?すのちゅーぶの末っ子ちゃんはどこへ!?8.8の彼は!?村上真都ラウール(15)は!?

 

デビューコンサート初日の彼は、この1年半ゆるりと見てきたラウールとは全く知らない人だった。

 

ステージに立つと豹変するジャニーズは過去にも多くいた。スノで言うならさっくんもその1人だろう。

 

しかしこの日のラウールは豹変という言葉では言い表せなかった。

 

覚醒とでも言うのだろうか。

うまくは例えられないが、彼はきっと前世どこかのスーパーアイドルで、その時の人格が突然爆発したかのような、そんな感じだ。

 

私はどうやら伝説が爆発した瞬間に立ち合わせたようだ。

 

いや、今までも彼は時折このように爆発してたのだろう。気が付いていなかっただけかもしれない。

2020年10月22日18:30より以前をBR(Before Raul)と呼びたいくらい、私の中でのラウール像が崩れ落ちた。

 

彼は天性のパフォーマー能力を持ち合わせていたのだろう。どうしても身体的特徴に目が行きがちだが、仮に彼が150cm台だったとしてもきっと彼の爆発に巻き込まれていただろう。

 

この日私は嵐とセクゾとなにわを掛け持ちしている友人(スノだと阿部ちゃん派)と配信を見ていたのだが、配信終わって出てくる感想が「ラウール…」ばかりだった。

 

彼を讃える際、「まだ17歳なのに」という枕詞が付きがちだが、そんな枕詞でワンクッション置くのが勿体ないくらい彼は鬼才だった。だて様とは別の意味で、「人生何回目!?」と問いたくなった。

 

私は今まで嵐を始めさまざまなジャニーズを追ってきたが、今回ラウールを見て恐ろしくなった。

江戸の街に黒船が来た時に人々が感じだ感情と同じだろう。まあ知らんけど。

 

彼は今まで見てきたジャニーズのアイドル達とは全く違う。私は個人的にジャニーズだと山田さんとケンティーを天性のアイドルだと崇めているのだが、ラウールは彼らとは全く違う次元のアイドル力を秘めている。他の人と比べようにも、まるでミシュラン5ツ星と松竹座を比較するかのような、全く違う次元のものなので比較しようがないのだ。

 

先程のお二方が5ツ星レストランだとすると、ラウールは松竹座1列目のような、どちらも凄いけど、比較する次元が違うといった感じだ。

 

長年ジャニーズの沼に浸かってた私にとって、先程見たラウールはまるで黒船だった。

 

年齢でフィルターをかけたくはないが、まだ成長期にあるデビューしたばかりの17歳がこんなパフォーマンスをするのを見て、彼がこれから5年後10年後、どのように化けていくのか恐ろしくなった。

 

ラウールというと正直あまり良いイメージを持っていない方も多いだろう。彼が加入メンバーであること、若さ故に未熟な面があること、そしてセンターとしてデビューしたこと…正直私もあまり良いイメージを持っていなかった。ごめんねラウちゃん。

ただ諸々の色眼鏡を取っ払ってみると、彼はただただ天才パフォーマーだった。

雑誌で読んだメンバーのインタビューで「彼はセンターに居るべきしている人」のようなテキストを見て「まあ背高いし若いしね…」と思ってた自分に言いたい。

彼はセンターに居るべきして居る人だ。仮にJr.マンションに居たとしても、あのように覚醒していたらメインを喰ってしまう。

 

もし私がジャニーズのデビュー組メンバーだったら、きっとラウールが恐ろしくて仕方がないだろう。まだ成熟しきっていない少年があんなパフォーマンスをするだなんて。

 

きっと元々のスペックが異常なSnow Manというグループは、従来のメンバーも新メンバーもお互いに刺激し合える環境だったのではないのかと思う。既に成熟したパフォーマーとまだ成長途中の黒船パフォーマー。それが融合した結果が今の飛ぶ鳥落とす勢いのSnow Manなのだろう。

 

私はずっと嵐が最強と思っているし、これからも嵐が最強だと思っているが、黒船パフォーマー・ラウールを抱えるSnow Manは今後嵐とは違う比較ベースで最強のグループになるのではないかと思った。

 

時は2020年。令和時代。

新たなる時代のジャニーズアイドルの幕開けを感じた。

 

…とここまでラウールをべた褒めしてきたが、何を言いたいかと言うと、ラウール!!!!!君は誰が何を言おうと天才だよ!!!!外野が何を言おうが君はこのまま君の素晴らしい感性のまま突き進んでくれ!!!

 

とはいえ配信をみて、ラウールに感動したけど、やっぱ自分は若い子風にいうと「康二しか勝たん!」だなと思った。ジーコもまた表情や魅せ方のプロなのだが、それは何年も前から知っていることなのでここでは割愛します笑

 

きっと私はこれから先もSnow Manは康二担として応援するし、ラウール担になることはないだろう。

しかし開国して一気に文明開花が進み、発展していったかつての日本のように、ラウールが今後どのように開花していくのか見届けたい。

 

ラウール、凄い。

 

 

 

 

そしてコンサートの余韻に浸りすぎたがあまり、先程コンビニに向かう途中ぼーっとしていて木に激突してしまった。Snow Manの皆さん、責任取ってこれからも素晴らしいエンターテインメントを届けてください。

*1:宇宙Sixは知っていたが目黒蓮は認識できてなかったのでノーカンで。めめごめん

*2:©︎ダイアン・津田さん